購入不可避!メンタルが鍛えられる本【まとめ】

メンタルを鍛えるなら読んでみたい本① 『メンタルが強い人がやめた13の習慣』 エイミー・モーリン

ここではメンタルを鍛えるために是非お薦めしたい書籍を紹介している。
まず最初は 『メンタルが強い人がやめた13の習慣』 著者はエイミー・モーリン氏。

彼女が23歳の時母親がくも膜下出血で亡くし、さらに26歳の時に夫を心臓発作で亡くしてしまう。
絶望の中、メンタルがかなり参っている時に生まれたのがこの本だ。
この本は「習慣を変えれば人生が変わる」を実践するための良書だろう。

例えば「どうにもならない事で悩む習慣」を捨てよう、という章がある。
人は「あの時こうしていれば、もっと幸せになれたのに」と思う事が多い。
だが過去を悔やんでも今が変わるわけではない。
過去を悔やむもは「どうにもならない事」なのだ。

すでにどうにもならない事に心を奪われるよりも、未来に目を向ける方が良い。
この本には、どのような習慣を手放せばメンタルを強く維持出来るかが分かりやすく書かれている。

引用:http://www.buffalo-gym.com/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%81%8C%E5%BC%B7%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%81%8C%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%9F13%E3%81%AE%E7%BF%92%E6%85%A3

② 『不動心』 松井秀喜

元プロ野球選手・松井秀喜氏の著書。
本を書かれた当時、松井選手はヤンキースに所属。
ところがレッドソックス戦で右手首を骨折し連続出場記録が途絶え、選手生命も危うい状態だった。そんな時期に書かれた本である。

本の中では「努力できることが才能である」「コントロールできること、できないこと」など、自身の経験から綴られた言葉に胸を打たれる。
とくに「コントロールできること、できないこと」には感動を覚えた。
右手首の骨折は松井氏にとって何か意味があったのか?それを冷静に観察し考えられるだけのメンタルの強さがあったからこそ、一流選手として名を馳せた。

人生では挫折したり失敗する事はどうしてもある。
そんな時落ち込むのも自然な事だ。だがいつまでも後悔や悲しみを引き摺ると前に進めなくなる。
後悔するのではなく「この失敗やケガにはどんな意味があったのか」冷静に考えられる人間でありたい。
松井選手の人柄が全編に渡って滲み出ている良書だ。

③ 『ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」』 荒木香織

ラグビーはあまり日本では人気のないスポーツだったが、ラグビー日本代表・特に五郎丸選手の活躍により一気にたくさんの人達から注目されるようになった。
この書籍は、そんなラグビー日本代表のメンタルコーチであった荒木氏の著書だ。

本の中では日常生活に応用出来るメンタルスキルについて多くのページが割かれており、特に「何が不安なのかその原因をひとつひとつ書き出す事」については納得出来た。
メンタルが弱いと不安な事から逃げようとする。
だが不安の元と向き合い、対峙する事で分かる事もある。

さらに「自信がなくても自信があるように振舞う」「プレッシャーに抗うのではなく受け入れる」など、メンタルを鍛えるには非常に役立つ内容だ。
分かりやすい言葉で書かれており難しい内容ではない。
メンタルについて勉強したい方にお薦めしたい。

④ 『心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣』 長谷部誠

サッカー日本代表として活躍した長谷部選手の著書。
非常に分かりやすい言葉で書かれており、1冊読むのにあまり時間は掛からなかった。

本の中で感動した事は、長谷部選手が「愚痴は良くない」と考えている点だ。
愚痴は確かにストレス発散や気分転換にはなる。ただ解決法として安易だし、だいたい根本的な解決にはならない。
また負の言葉は自分の心を乱す。
またマイナスな発言は話をした本人がしっかり聞いているので、深層心理に刷り込まれてしまう。

出来るだけ愚痴や悪口・感情を表に出さず、人とは穏やかに接したいと感じた。
感情を爆発させるのは簡単だが、周囲の人たちに与える影響を考えると安易に本音や悪口、愚痴をぶつけるのは良くない。
メンタルが強い人間は、グッと堪える力がある。

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