マイナス思考はゴミ箱にポイ!メンタルが弱い人の特徴

メンタルが弱い人の特徴① 同じ失敗を繰り返す

メンタルが弱い人間はいつも同じような失敗を繰り返す。
それはある一定のパターンにはまっている方が楽という側面もあり、また自分の欠点と真正面から向き合い、それを矯正していく作業が出来ないからだ。

もし「君は書類のミスが多いね」と上司に指摘されるとする。
ところがメンタルの弱い人間はその指摘を真っすぐ受け止められない。
もし自分の欠点を治そうとすれば、時間もかかるし努力も必要だ。
面倒くさいし途中で心が折れるかもしれない。

そんなリスクは引き受けられないので、結局欠点を放置するだけになってしまう。
相変わらず「書類のミスが多い」と指摘されるかもしれないが、本人は特に気にしていない。
いや、気にしたとしても矯正する意思はない。
だからメンタルの弱い人間は同じ失敗を繰り返し、改善する気がないのだ。

② 無駄な時間が多い

メンタルの弱い人間は、惰性で過ごす事が多い。

「いつも見ているテレビだから今日も見ておこう」

「いつも朝7時まで寝ているから大丈夫だ」

もし何か勉強しなければならない時、仕事が増えた時には柔軟な対応が必要だ。
朝は早めに起きたり、時間を有効に使うためにプランを練らなければならない。

しかしメンタルの弱い人間は「いつもの惰性・習慣」に引き摺られて、時間を有効に使えない。
それまでのだらしない習慣を変える事が出来ないと、結局は時間をどんどん無駄にしてしまう。
それでもメンタルの弱い人間は習慣を変える事が出来ずに無駄な時間を過ごす。

③ マイナス思考

マイナス思考はある意味楽な生き方だ。
「どうせ~なんだから、何をしても無駄」と言えば新しい事に挑戦せずにすむ。
後ろ向きの思考はワンパターンな生活を可能にするし、正直楽だ。

それに過去に何かしら失敗した事のある人物は「どうせ~しても意味がない」と思う事で自分を守れる。
挑戦しなければ失敗はないのだから。
失敗に直面するのが怖いのは、やはりメンタルが弱いからだ。

もちろんマイナス思考でも生きていける。
だがポジティブ思考で生きる人間よりも、掴めるチャンスや人生経験はやはり少なくなる。
「失敗するくらいなら何もしない方が良い」と割り切れればそれでも良いのかもしれない。

マイナス思考は自分のプライドを守ってくれるかもしれない。
ただそれを引き換えに、チャンスや出会いも投げ捨ててしまうことになるのを知っておいて欲しい。

④ 冷静になることができない

メンタルが弱いとトラブルに冷静に対処出来ない。
状況がコロコロ変わるたびに右往左往しなければならないし、自分の軸がないと他人の言葉に踊らされてとんでもない失敗をする可能性もある。

トラブルに冷静に対処するためには、日頃から「もし~なったらどうするか」「もし~であったなら」と、物事を多角的に考えなければならない。
予測出来るトラブルに対応するには、ある程度先の事を考えられる予測力と安定したメンタルが必要だ。

心に一つブレない軸を持ち、何があっても変えない強い姿勢も必要だろう。
日頃からトラブルに備えて準備をしておくのもお薦めだ。
意思の強さや想像力があればどんなトラブルが起きても冷静に対応出来る。
ちょっとした事ですぐに動揺してしまうのは、メンタルが弱いからだ。

⑤ リスクを恐れる

メンタルの弱い人は極端にリスクを恐れる。
「お腹が痛い!もしガンだったらどうしよう……」「自宅は欲しいが借金はしたくない」など不安や愚痴、葛藤は口にしても、その解決策や打開策を考えるのはとても嫌がる。

もし大きな病気だとするなら早めに医療機関を受診すべきだが、メンタルが弱いとその勇気が持てない。
自宅を購入するにはローンしか方法が無いと言うなら、実際に払えるのかシュミレーションしてみればいい。
けれどメンタルが弱いと結局うやむやになってしまう。

リスクを恐れると結局何も出来ない。
自宅が購入出来ない程度ならいいが、怖くて病院で検査をしないままでいると大きな病気に気付かないかもしれない。
自分の不安や葛藤とぶつかった時は、勇気を出して前進する事で先に進める事も多い。

現状に閉塞感を感じている人は、メンタルを強くする事で不安や葛藤を打破すべきだ。

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